イスタンブルとソフィアを行く その1 人々の言葉と笑顔

外国に出掛けて意思が伝わらないのは、なんとも歯がゆいものです。例えば、親子が電車やバスの隣の席に座っているとき「何歳になりましたか」と保護者にききたいのですが、英語圏以外の言葉でそのフレーズがでてきません。私は、これまで英語圏の国々への旅がほとんどでした。ドイツ語も1年半勉強したり讃美歌や歌曲、合唱曲を歌ってきたので会話はできます。ハングルも自前で数年間勉強し、簡単な読み書きや会話はできます。

言葉に関して、トルコ(Turkey)とブルガリア(Bulgaria)に行ったときの経験を記してみます。トルコ語(Turkish)とブルガリア語(Bulgarian)には少々難渋しました。ネットや「〜の歩き方」の本で一夜漬けの勉強したのですが、フレーズを一度使い10分もするとそれが出てこないのでメモに目をやるのです。幸い、イスタンブル(Istanbul)やブルガリアの首都ソフィア(Sofia)では大学生に英語で道を聞いたり、質問すると英語で答えてくれました。さすがに大学生です。大抵ビジネスマンやウーマンも英語は通じます。グランドバザールや店の経営者らしき人も、ほとんど英語はたどたどしいながら習得しています。観光客が多いので商売では英語は必須です。

それぞれの国の言語には方言もあり、そうたやすく習得できるものではありません。しかし、人々の笑顔や挙措から、言葉では通じない暖かさを感じとることができるのは万国共通です。これからトルコとブルガリアの旅にお付き合いください。