特別支援教育が始まってそろそろ8年位が経ちます。その生徒数は1993年から20年で倍増しています。特別支援教育の成果はどうかというと、どうも歯切れが悪い印象です。個別の指導計画とか教育支援計画の学校での実践も作文で終わっています。特別支援コーディネータの仕事は、保護者に特別支援学校への選択を促すことだ、といった本当の話もあります。
「特別支援教育の現状と課題」を調べると、きまって「教師の専門性の向上」、「授業のユニバーサルデザイン化」、「就学相談・指導の充実」、「情報共有」、「学校間連携」、さらに「インクルーシブ教育システム構築」などのお題目が並んでいます。特別支援教育推進協議会なるもののメンバーには親の会やPTAの保護者が誰も入っていない、という情けない有様です。
このページでは特別支援教育における保護者の立場や目線からの情報を提供することとします。ご意見もお待ちしています。