e-iepをモニターしていただいた現場の先生より以下のようなフィードバックを頂戴しています。それを紹介します。
・声その1
計画の共有と継続性 生徒の学年進行や担任教師の交代や増加などの変更があっても、共有データを継承できるのが便利であること、 遠隔にいる校外支援者が直接生徒のデータを点検できること、担任教師とでフォーラム上にて生徒の指導内容を 協議したり、助言できるメリットがある。
・声その2
携帯機能の利用と情報の交換 保護者は携帯メールをとおして、連絡帳代わりに教師との対話がしやすくなり、そのやりとりが生徒を指導する 複数の教師にも伝達されて便利。分析ツールでは、いわゆるPlan-Do-Seeの過程を具体的 にネットワーク上で視覚的に確認でき、データを基にした指導の成果が保護者や関係者の間で共有できる。
・声その3
生徒の生活や学習の記録の報告 不登校支援システムによって、保護者からの生徒の家での生活の実態や学習の記録が、在籍校の教師に提供されている。
教師と保護者による自宅学習支援の取り組みが逐次教育委員会の担当指導主事に伝達され、電話や家庭 訪問などの教育の負担が軽減される。関係者間で生徒の心理や学習意欲の変化などが把握しやすくなった。
保護者からは在籍校と教育委員会との折衝において、保存された自宅での生活の様 子や学習記録のデータを基にして対話できる。この学習記録は教育委員会にとっ ては修了認定の参考になる。
・声その4
校外支援との情報共有医師からの所見や塾の関係者など校外の支援者との意思疎通と情報野共有がシステム上で可能になり、口伝による曖昧さやブレを避けることができる。
関連資料の保管機能も便利だ。数値データはレーザーチャートや棒グラフで表示され、視覚的にわかりやすい。
・声その5
学校毎の権限などのカスタマイズ化、特別支援教育コーディネータや管理職の権限がカスタマイズできるのが良い。
目標のデータベースは、拡張した り編集できる機能も便利である。
行動のチェックリストも対象生徒の所属に合 わせて複数から選択できること、チェックリストの項目も入れ替えることができるのが便利だ。