合衆国北東部はニューイングランド地方(New England) と呼ばれています。コネティカット州(State of Connecticut) はその南部に位置する小さな州です。州都はハートフォード (Hartford)。もともとはオランダ人が最初に入植した地といわれます。
「コネチカット」という地名は、テームズ川(Thames River)流域で居住していた先住民族のモヘガン族(Mohegan) の言葉で、「長い川が流れる土地(Quinnehtukqut–long tidal river)」から由来するといわれます。
州の正式なニックネームが作られたのは1959年の議会です。イギリスからの独立を目指し、憲法草案は1638年の「The Fundamental Orders」と呼ばれたコネティカットの立法を基にして作られたといわれます。独立の138年前です。それでニックネームを「The Constitution State」としたというわけです。
コネチカット州の別のニックネームとして「The Nutmeg State」というのがあります「Nutmeg」とは「ナツメグ」のことです。 種子を粉末にして香辛料として使われています。植民地時代から、船員は長い航海のときに、現地より香辛料を運んできたといわれます。胡椒もそうです。「ナツメグ」はコネチカットでも移民によって栽培されヨーロッパに輸出されていたことがわかります。そうした歴史が新しいニックネームを生み出したといわれます。