二文字熟語と取り組む その23 「独活」

udo d0013670_21153881 2688北海道から九州に至る日本各地に自生するのがウドです。中国や朝鮮にも広く分布するといわれます。美幌や名寄にいたとき、山菜採りでウドも持ち帰りました。岡山の友人から自生のウドが送られてきます。今はウドを探すのは難しいといっています。

多摩の立川や国分寺、小平付近でウドが生産されています。地下3メートル位に室を堀り、そこで育てる方法です。光を当てずに茎を白く伸ばすのです。関東ローム層や温度、湿度がウドの生育に適してるというのが生産者の談です。それが東京特産の「東京うど」、江戸伝統野菜となっています。

山菜のウドはタラノキと同じウコギ科。英語ではAraliaといいます。どちらも若芽は天ぷらとして料理されます。その他、ぬた、茹でたものを酢味噌で和えるのも美味です。あまり大きくなると食用になりません。高さ1.5メートルにもなりますが、茎が柔らかく弱いので建材にはなりません。「ウドの大木薪にならず、山椒は小粒でぴりぴりと辛い」という言い回しがあります。

ウドを人間に喩え、「図体はでかいが中身が伴わず、役に立たないもの」というのが良く知られています。ウドは古来の用字で「独活」と書きます。「字通」や「字源」には出てきません。