初めに言葉があった その52 デフレからの脱却  その12 「インフレーションからスタグフレーションへ」

我が家でいえば、年金額は下がり物価が上昇する現象が起こっています。雇用や賃金が減少する中で、物価の下落ではなく物価の上昇が発生する状況です。収入が減るうえ貨幣や預貯金の実質価値まで低下するような時代です。多くの年金生活者はこのような現実に直面しているはずです。この現象は「スタグフレーション (stagflation) 」というのだそうです。「Stagnation」とは停頓という意味の単語です。それと「Inflation(インフレーション) 」を組み合わせた造語のようです。

経済学者でノーベル賞受賞者であるポール・クルーグマン (Paul  Krugman) は「日本では今(2015年)、急速な円安のマイナス面が表面化し、物価が上昇している。それに対して賃金の上昇が追いついていないために、スタグフレーションに陥りつつある」と指摘しています。円安のマイナスの影響で物価はすでに上昇しています。この理由は農産物などの輸入価格が上昇するからです。原油価格の下落は物価を押し下げているようですが、、、物価だけが上昇するのは好ましいことではありません。賃金は年に3〜4%上がり、物価は年に2%上がるのが好ましいと一般的にいわれています。収入が頓挫するのでは、消費を控えなければなりません。

「ぜいたくは敵なり」「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」「欲しがりません、死ぬまでは、、」


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