アメリカ合衆国の州を愛称から巡る その37 『Garden State』とニュージャージ州

ニュージャージー州(New Jersey)は、ニューヨークとフィラデルフィア(Philadelphia)からほど近い距離にあることは知られています。州の北東はハドソン川(Hudson River)を境としてニューヨーク州に接しています。州都はトレントン(Trenton)で、最大の都市はニューアーク(Newark)です。

Ellis Island

ジャージーショア(Jersey Shore)には砂浜と静かな街が連なっていますが、賑やかなアトランティックシティ(Atlantic City)もあります。ニュージャージー州は「庭園の州」(Garden State)という愛称で知られています。世界でもトップレベルで超難関のプリンストン大学(Princeton University)もここにあります。でもちろんアイビーリーグ」(Ivy League) に属しています。ジョージ・ワシントン(George Washington)が率いる独立戦争の本部があったモリスタウン国立歴史公園(Morristown National Historical Park)で建国の歴史を学ぶことができます。ニューヨークからほど近くにあるメドウランズ地区(Meadowlands District)には、265 種類以上の野鳥が生息し,人々の憩いの場所となっています。

Thomas Edison

発明家トマス・エジソン(Thomas Edison)はニュージャージー州で働きながら発明し、産業革命期の重要人物であり、蓄音器、白熱電球[3]、活動写真など1,093の特許を取得します。現在のゼネラル・エレクトリック:GE)の会社を設立した人物です。エジソンは柔軟な思考の持ち主だったようです。「天才は1%のひらめきと99%の努力」(Genius is one percent inspiration, 99 percent perspiration.)とエジソンは語ったといわれますが、1%のひらめきがないと何も生まれないという意味にもとれます。