ハワイ(Hawaii)がヨーロッパに知られたのは、1778年にイギリスの海軍士官であったジェームズ・クック(Captain James Cook)がハワイ島を訪れた航海だと伝えられています。
ハワイで最大の島はハワイ島(Island of Hawaii)です。この島を紹介することにします。ハワイ諸島で最大の島であることから「Big Island」という愛称で知られています。今も噴火を続ける4,100Mのマウアロア山(Mauna Loa)があり、一体は国立ハワイ火山公園(Hawaii Volcanoes National Park)となっています。壮大な火山地帯をハイキングできます。4,200Mのマウナケア山(Mauna Kea)の頂上付近には、世界11ヶ国の研究機関が合計13基の天文台を建設しています。三鷹にある国立天文台が設置したすばる電波望遠鏡もあります。
次ぎにマウイ島(Island of Maui)も観光はハイキングを存分に楽しめます。女性の頭と胸部の形をした島です。島中央部には、ハレアカラ山(Haleakala)があり、周囲32キロのカルデラで知られています。月面のクレーターのようで多くのハイカーを呼んでいます。島中西部の港町ラハイナ (Lahaina)は、かつてハワイ王朝(Kingdom of Hawaii)の首都だった古都でもあります。
ハワイと日本との関係は大変興味あることです。 日本人のハワイへの移民は1868年を嚆矢としています。1884年から5年間で65,000人が移住し農業に従事します。多くの移民は沖縄出身で、サトウキビ、パイナップル、さらに珈琲の栽培にも及びます。
ハワイで忘れてはならないのが、第442連隊戦闘団(442nd Regimental Combat Team)の活躍です。主にハワイの日系アメリカ人で編成され、ヨーロッパ戦線に投入されます。この部隊のモットーは「当たって砕けろ!」「Go for broke!」というのです。
まだまだハワイについては沢山のエピソードなどがありますが、ハワイのニックネームは1959年に制定された「The Aloha State」です。Alohaの響きは軽やかで、「おはよう、こんにちは、ようこそ、お元気ですか、さようなら」などいろいろに使われます。