新語の粗製濫造が激しい世の中でも、古語や新語、稚語や漢語、慣用語や新造語、新聞語や流行語が目立つ昨今です。特に外来語やその略語が多いようです。
今回の二文字熟語は「遁辞」です。手元の広辞苑によると「責任などを逃れるためにいう言葉、逃げ口上」とあります。その使い方のフレーズに「遁辞を弄する」があります。下々の私たちも、「忙しい」という遁辞をよく使います。時間の使い方が不十分であったり、優先順位などをつけないで過ごすことが「忙しい状態」です。
遁辞の他の例です。「責任を全うしたい」、「全身全霊で励む」などの空虚なフレーズが新聞記事に目立ちます。忍術の一つである「遁術」を使って「遁走」するかのごときです。
これ以上の恥の上塗りをしないで、隠退して「隠遁」生活をする、あるいは、「遁俗」という世俗を逃れて仏門に入る生活のほうがええのではないかと思うのですが、、、
ここまでが昨日まで認めた本日分の駄文です。ようやく首長からの辞職願いが受理されました。
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