木枯らしの季節 その二十八 フィンセント・ファン・ゴッホ

私は絵画でも素人ですが、鑑賞は好きです。アムステルダムでは国立美術館とともにファン・ゴッホ美術館 (Van Gogh Museum) も立ち寄るべき所です。彼の描いた200点の絵画、風景画、静物画、沢山の手紙類が展示されています。

ポスト印象派の画家。日本ではヴァン・ゴッホ (Vincent van Gogh)と呼ばれていました。わたしも高校時代にはそう習いました。ですがオランダ人は「ファン・ゴー」と発音します。姓の一部であるVanは省略しないのです。ちなみにアルファベットの [V] はファ、[J] はイャというように発音します。オランダ語、ドイツ語、英語が混在して「Vincent van Gogh」の読みが日本では混在している印象を受けます。ここではオランダ表記とします。

ファン・ゴッホの主な作品の多くは1886年以降のアルル (Arles)とサンーレミ (Saint-Remy)にあったサンポール・ド・モゾル修道院 (St. Paul de Mausole)の精神病院での療養時代に制作されたといわれます。アルル地方は地中海性気候で、暑く乾燥した長い夏、穏やかな冬で知られています。療養しながら制作に打ち込むのに適した土地だったようです。ファン・ゴッホは感情の率直な表現、大胆な色使いで知られ、後期印象派を代表する画家といわれます。

印象派の絵画は、時間や季節の中に輝く光と色彩の変化を細かく描写します。人々が日常生活で醸す動きなどを詳細に描くことなどにも特徴があります。モネ (Claude Monet) やルノワール (Pierre-Auguste Renoir) などの作品をみるとそれがわかります。ところがブリタニカ国際大百科事典によればファン・ゴッホなどの後期印象派とは、 「印象派絵画の批判を継承しつつ、厳密な形態の復活、原始的な題材や激しい色彩の導入など」 に独自の特徴があるといわれます。

絵画のことは私にはよく分かりませんのでこの位とします。