アメリカの学校は今  その六 プナホウ・スクール (Punahou School)

punahou_logo_thumb obama_ss5 punahou-copyハワイの私立学校の双璧はカメハメスクール、もう一つがプナホウ・スクール(Punahou School)です。プナホウ・スクールの創立は1841年。ミッションスクールとして会衆派 (Congregational church)と呼ばれるプロテスタントの教会が運営しています。今もキャンパスの一角には1851年に建てられた校舎の一部が残っています。「Punahou」とは現地語で「泉」という意味だそうです。

この学校は、ハワイ大学の基幹キャンパスであるマノア校(University of Hawaii, Manoa) のすぐ近くにあり、閑静な住宅地を控え実に良い環境にあります。一歩校内に入ると、そこは大学にいるかのような雰囲気です。バラク・オバマ(Barack Obama)大統領が卒業したことがこの学校を一層世の中に知らしめました。そのほか、全米一位となったゴルフのミッシェル・ウィ(Michelle Wie)もこの学校を卒業したことで知られています。幼稚園から高校までの生徒数は3,750名、高校(Academy)は1,750名です。授業料は年間平均して22,950ドル。日本円で230万円くらいです。

カメハメハ・スクールはハワイの原住民を優先的に入学させますが、プナホウ・スクールは誰でも入学することができます。ミッションスクールの伝統を引き継ぎ、礼拝や聖書の勉強が課せられています。日本語教育もしっかり行われています。多民族の子どもが学ぶせいか、グローバール教育(国際理解教育)が盛んで、アメリカ本土の大学へ進学する者も多いことで知られています。

この学校のスポーツ活動は全米で知られています。初等科には空手部もあります。最も読まれているスポーツ雑誌、Sport Illustrateは2008ー2009年度の全米ナンバーワン学校としてとプナホウ・スクールを評価しています。21のスポーツの種類、参加する生徒数、そして州や全米の大会実績などが評価されています。ハワイの政治や経済、文化、教育の分野に多くの人材を送り出している学校です。