アメリカの学校は今 その五 カメハメハ・スクールズ(Kamehameha Schools)

bishop-memorial-chapel-old-kamehameha-schools-campus-1 untold_story_pic_1_1 kamlogo 28025-slq_0「アメリカの学校は今」という話題になりますと、大学の予備校でもある高校の姿をとりあげたくなります。最初はハワイ(Hawaii) はホノルル(Honolulu)にある由緒のある学校です。ハワイは1959年に合衆国としての最後の州となりました。50番目です。州都はホノルル。ハワイは先住民がハワイアンと言われています。他に日系、中国系の人々が大勢住んでいます。先住民は州内人口の民族構成で3位になっています。

1885年2月に最初の日本人集団153名がハワイにやってきます(Japanese settlement in Hawaii)。1868年以降、労働者として日本からハワイへ移住していった人びとはサトウキビ労働に従事します。サトウキビ労働者の70%が日本人で、その規模は27,000人といわれます。移住といっても、当初は出稼ぎ労働者だったようです。契約期間が終わり沢山の人がハワイに残りました。

日系アメリカ人の活躍がハワイの政治や経済を支えています。政治の面では、ハワイ州選出でアメリカ初の連邦上下院議員となったダニエル・イノウエ(Daniel  Inouye)とかアメリカ全土の州知事で最初のアジア系知事となったジョージ・アリヨシ(George Ariyoshi) らが有名です。日本の文化は、仏教徒の比率が高いこと、寺院や神社が州内のあちこちでみられることにあらわれています。

ハワイの学校で目立つのは、私立学校が非常に人気があることとです。その代表がカメハメハ・スクールズ(Kamehameha Schools)です。1887年に創立といいますから歴史は古いです。かってハワイを治めていたカメハメハ一世(Kamehameha I) の直系の子孫であるバーニス・ビショップ (Bernice Pauahi Bishop) という人が設立した学校です。この学校には、先住ハワイアンの血筋を引く者が優先的に入学できるようになっています。

カメハメハ・スクールズの創立は1887年。学校はハワイ全土で展開し、早期教育から高校教育までの課程に5,416名の子どもが学んでいます。単独の学校としては全米一の生徒数を誇っています。カメハメハ・スクールズはカメハメハ一世の遺産を継承して、豊かな資金を誇っています。そのため施設はもちろん、教育内容がきわめて充実しているという評判です。ホノルル市街の丘陵にメインのキャンパスがあります。メディア教育センター(Media Education Center) の充実は特に目を奪われるほどです。予約をすれば見学ができます。