留学を考える その69—Pennsylvania Avenue

ワシントンD.C.には、建設以来大量の黒人が住むようになりました。今も全米の都市でも最もその割合が高い街となっています。そのようなわけで、ワシントンD.C.はアフリカ文化の普及や公民権運動の中心となりりました。市内の東側を流れるアナコスティア川(Anacostia River)付近には黒人をはじめとする低所得者が多く住んでいます。

第二次大戦後、白人はこの地区から大挙して郊外へと移住します。高速道路ができて通勤が便利になったこともその一因です。白人が居住し始めた地区は、コロンビア特別区とジョージタウン(George Town)に囲まれたあたりです。この辺りは、合衆国でも最も裕福な人々が住むところとなっています。

ランファンの都市計画によって造られた現在のペンシルヴァニア通り(Pennsylvania Avenue)は、幅が122mで大統領府と議事堂を1.9 kmで結んでいます。そのためアメリカのメインストリート(America’s Main Street)と呼ばれるようになりました。この通りで大統領就任式のパレードが行われます。ペンシルヴァニア通りは、メリーランド州(Maryland)のプリンスジョージ郡(Prince George’s County)まで続き、その長さは56.5 kmとなっています。

591_1051925147 Pierre L’EnfantL'Enfant_plan  District of Columbia