アメリカ合衆国の州を愛称から巡る その58 『Evergreen State』とワシントン州

ワシントン州(Washington)の気候は変化に富んでいます。オリンピック半島(Olympic Peninsula)の深い森林は世界の中でも雨が多い場所であり、北米大陸で唯一の温帯雨林に囲まれています。州内には常緑樹の森があり、年間を通じて豊富な雨が低木や草の緑を保っているので『Evergreen State』という州の愛称はぴたりといえましょう。 他方、カスケード山脈(Casucade Mountains)以東の半砂漠地域では樹木は稀です。

ワシントン州の州都オリンピア(Olympia) という人口は5万人弱の街で、最大都市シアトル(Seattle)の南西約100キロにあます。かつて住んでいた兵庫県の加東市はオリンピアと姉妹提携するという不釣り合いな関係を持っています。念のため、ワシントン州とワシントンD.C.(Disctrict of Columbia)は互いにアメリカ大陸の反対側に位置しています。

Leavenworth, WA

人口構成白人は約64%、ヒスパニック約14%、アフリカ系アメリカ人は全米でも少なく、アジア人が多い州である。日本人はアジア人全体の0.5%といわれますが、シアトルには全米一の日系企業があり、カリフォルニア、ハワイ、ニューヨークに続き4番目に日本人の数が多い州で、駐在員や家族が多く住んでいます。

ワシントン州の一番高い山、レーニア山(Mount Rainier)はシアトル南東部に垂直にそびえ、他州の最高点のいずれよりも多量の氷河に覆われています。1980年5月18日、セントヘレンズ山(Mount St.Helens)の北東斜面が爆発し、この火山の頂部が大きく壊れた。この噴火で森を平らにし、57人の人命を奪い、コロンビア川とその支流を灰と泥で溢れさせ、ワシントン州やその他周辺の州を灰で覆いのは記憶に新しいところです。

Mt. Rainier


ワシントン州内の重要なビジネスには、ジェット航空機の設計および製造会社のボーイング(Bowing)、マイクロソフト(Microsoft)、アマゾン(Amazon)、任天堂米国法人,スターバックス(Starbucks)、コストコ(Costco)、大型百貨店のノードストローム(Nordstrom)などが本社を置いています。