クリスマス・アドベント その20 ”The First Noel”

今日は12月25日。降臨節(Advent)の4週間目、礼拝堂では日曜日の礼拝毎にローソクが1本ずつ増え4本目に点火される。

ChristmasのMasはもともとはMassであり、礼拝とかミサを表す。従ってChristmasは「キリストの礼拝」となる。古事によるとChristmasは、元々12世紀頃の古英語ではCristesmassと綴られていたそうである。

ベブル語(Hebrew)の聖書にはMessiah(メシア、またはメサイア)が登場する。Messiahとは王様とか聖職者を意味する。王様はやがてキリストがMessiah=救世主として崇められるようになる。Messiahは特別に油や香料をそそがれたもの(anointed)、それが「救いをもたらす者」となった。

Christmasは別名、ラテン語(Latin)から派生した誕生(Christ Natalis)ともいわれる。スカンディナビア半島では11世紀頃からChristmasの祝いが始まったとされている。その誕生祝いのことを「Old Norse Jol」と呼んでいた。Scandinavian Peopleという意味だそうである。

時代がくだり、14世紀になると古いフランス語でノエル(Noël、英語ではNoel、または Nael)がChristmasとして使われる。Noelとはもともとは誕生という意味である。18世紀になるとこれが「The First Noel」という讃美歌に登場し世界中で親しまれるようになる。

The first Noel, the angels say
To Bethlehem’s shepherds as they lay.
At midnight watch, when keeping sheep,
The winter wild, the light snow deep.
Noel, Noel, Noel, Noel
Born is the King of Israel. (American version)
https://www.youtube.com/watch?v=ANUV9vD1zg8

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