碁の能力は棋力と言われます。棋力をいかにつけるかはいろいろな本で指南されています。中でも「詰め碁」を解く練習は、囲碁の上達には欠かせない挑戦といわれます。
「詰め碁」とは石の死活を調べることです。詰め将棋と同じです。どのように打てば自分の石を活きにもちこめるか、または相手の石を殺すことができるか、すなわち死活を考えるものです。黒番で黒の石を活かす場面は「黒番、白死」という問題です。逆にいいますと「白番、白活き」ということです。パタンを覚えれば、実戦に類似した形が生じた場合に短時間で活き死に対応できるようになります。また、読みの力を養う絶好のトレーニングにもなるともいわれます。
次に「手筋」です。本には「接近戦において石の効率が最もっとも良よい打ち方、最善手のこと」とありますが、わかりやすくいいますと、「魔法のような手」のことです。死活に関係なく、局所的ながら得を図るような手といってもよいでしょう。「ゲタ」や「オイオトシ」などの比較的わかりやすい手から、「サガリやオキ」、「二目にして捨てる」、「鶴の巣ごもり」…などの高度な ”魔法の手筋” へと進んでいきます。手筋は、別名「筋」とか「形」ともいわれます。手筋を知り、実戦で使いこなしていければ、より高次元の碁の面白さを体験できます。
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