音楽の楽しみ その11 合唱曲の数々  「カヴァレリア・ルスティカーナ」

男声合唱団のど素人にもかかわらず、一度だけ歌劇 (オペラ)に出演したことがあるのです。それは「カヴァレリア・ルスティカーナ (Cavalleria Rusticana) 」というピエトロ・マスカーニ (Pietro Mascagni) が作曲したものです。この歌劇は、シチリア (Sicilia) の田舎を舞台とした貧しい人々の暮らしぶり、三角関係のもつれから起きる男女の愛憎が主題となっています。華やかな舞台、衣装をまとった姿、大げさな演技、、、、ではなく、私は舞台裏で歌う出演?でした。用意されたテレビ画面には指揮者が写り、それに合わせて歌うというものです。

この歌劇では、幕間の休憩の後に演奏される間奏曲 (intermezzo) が良く知られています。物語が盛り上がり、いったん興奮を静めるかのようにオーケストラによる間奏曲が流れるのです。この間、主演者らは休憩をとります。歌劇のリハーサルを始めて経験し、オーケストラボックスでの演奏、舞台装置の複雑さ等に驚きました。

歌劇ですが、何世紀もの間イタリア歌劇が正統派歌劇の形式だとされてきました。特に18世紀においてもなお、イタリア音楽こそが最高のものであるという考えで、どこの宮廷でもイタリア人音楽家をこぞって重用したようです。その代表がジョアキーノ・ロッシーニ (Gioachino Rossini) 。「セビリアの理髪師 (Barber of Seville )」や「ウィリアム・テル (William Tell) 」、「アルジェのイタリア女 (Italian Girl in Algiers)」などで知られています。イタリアが生んだ歌劇の作曲家にジャコモ・プッチーニ (Giacomo Puccini) もいます。

2010年8月にトスカーナの州都フィレンツェ (Firenze-Florence) を訪ねる機会がありました。ロッシーニの像があちこちにありました。あとでわけを聞くと彼は晩年はフィレンツェで過ごしたということでした。メディチ (Lorenzo de’ Medici) 、ダ・ヴィンチ (Leonardo da Vinci)、ボッティチェッリ(Sandro Botticelli) も活躍したところです。

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