認知機能検査は、「学習や生活がうまくいかない理由」を明らかにするための大切な検査の一つです。単なるIQ数値ではわからない、認知のプロセスそのものを可視化できることが最大の強みです。検査を受ける場所や費用については、医療、発達相談、教育支援などによって異なります。
認知機能検査は、主に以下のような機関で実施されています。
1) 児童精神科・小児神経科・発達外来のある病院・クリニック
生きづらさや発達の偏りの診断、医療的なサポートを目的として、医師の指示のもとで臨床心理士や公認心理師が検査を行います。
2) 地域の児童発達支援センター・発達障害者支援センター
自治体が運営または委託している専門機関です。まずは18歳未満の子どもの発達に関する児童相談所や保健センターなどの相談窓口に相談することで、必要に応じて検査を案内されることがあります。
3) 教育相談センター(自治体の教育委員会など)
学校での学習面や行動面の支援、通級指導教室・特別支援学級への入級検討などのために実施されます。
4) 大学の心理相談室(心理臨床センター)
大学の心理専門職養成機関が一般向けに開放している相談室です。予約が比較的取りやすい一方で、診断書の作成はできない場合が多いです。
こうした検査を受ける費用についてです。
1) 医療機関(保険適用)
数千円程度で医師が診察の上で「診断や治療に必要」と判断した場合に保険が適用されます。乳幼児医療費助成の対象であれば、自己負担がさらに抑えられるか無料になる場合もあります。
2) 医療機関(自費・自由診療)
10,000円 〜 30,000円程度「診断は不要だが特徴を知りたい」「セカンドオピニオン」などの理由で、カウンセリング枠や自費診療として受ける場合の目安です。
3) 大学の心理相談室
3,000円 〜 10,000円程度 面接料や検査実施料として、比較的良心的な一律料金が設定されていることが多いです。
4) 行政・教育機関
教育相談センターや児童発達支援センターなどを通じて、支援のために必要と判断されて受ける場合は、基本的に費用はかかりません。

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