認知機能検査 その1 4つの認知機能

DN-CASは、認知評価システムとも呼ばれ、5歳0ヶ月〜17歳11ヶ月を対象とした心理検査です。従来の知能検査とは異なり、IQの数値だけでなく、どのように考え、問題を解決するかという情報処理の過程を4つの指標から測定します。

 DN-CASで測れる4つの認知機能は、頭文字をとってPASS理論と呼ばれています。
計画 (Planning): 課題に取り組む際に「どう進めるか」を考え、戦略を立てる力で、学習や仕事で「手順を整理する」「優先順位をつける」ことに関わります。
注意 (Attention): 必要な情報に集中し、不要な刺激を無視する力で、授業中に気が散ってしまう子や、仕事中に集中が続かない大人に関連します。
同時処理 (Simultaneous): 全体をまとめて理解し、パターンや構造を把握する力で図形の理解や、文章の意味をまとめて捉える力に関わります。
継次処理 (Successive):  複数の情報を順番に、時間的な流れやステップ・バイ・ステップで処理し、正しい語順で表現することに関係します。

 なぜDN-CASを受けるのか?具体的な支援に直結:「なぜ勉強や仕事がうまくいかないのか」を認知の偏りから可視化できるため、本人に合った学習方法や職場での環境調整といった合理的な配慮のヒントが見つかります。

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