「American English Rhetoric」という教本では、語彙学習のセクションで単語の文脈を分析することで、意味を推測する二つの練習問題で構成されています。第一の練習問題「段落パズル」(Paragraph Puzzle)では、段落中に一定間隔で挿入された空欄を埋めていきます。適切な選択肢を選ぶには、文脈を参照する必要がある場合が多いです。
第二の練習問題「単語の手がかり」(Word Clues)は、文章を読む際に実際に起こることを再現したものです。知らない単語が出てきたとき、必ずしも辞書で調べる必要があるとは限りません。多くの場合、近くにある単語や単語群、そして多くの場合、同義語(synonym)を見つけることで、その意味を推測することができます。
段落パズルの例題:
How do we know the dogs (have show are, is) color-blind? This has been tested in ( that , a their, the) same way that it has been ( discovered, heard, told, said) what dogs can hear.単語の手がかりの例題:
When John approached the edge of the cliff, he guessed that the edge would be strong enough to walk on. But when the ground collapsed beneth his feet, he learned that his assumption had been wrong.この文章で難しい単語は「assumption」です。この意味を理解する手がかりは、「guessed」という単語にあります。つまり、「仮説」とか「推定」という意味であることを予測するのです。
もう一つの手がかりの例題:
Marie wanted to move into her new apartment next week, but her land-lady told her it would bot be possible to occupy the premises until the first of the month.この文章の難しい単語は「occupy」です。この意味を理解する手がかりは「move」で「移動する」、「やってくる」という意味ですから、「occupy」は入居するという意味であることがわかります。
ある文章を読むとして、一つ、二つの知らない単語が文章の中に必ずといってよいほど出てくるものです。その場合、知らない単語が段落の中にでてきても、段落の意味がうすうす分かればよいのです。おぼろげながらも著者の言わんとすることが伝わってくれば、文脈を理解できているのです。語彙の類推はそこから生まれるのです。

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