サステナビリティとは

新しい概念が英語圏から次から次へと入ってくる時代です。IT、ビジネス、国際政治、環境問題などの分野がそうです。今回は、最初から英語で生まれた考え方である「サステナビリティ(sustainability」という用語を取り上げます。

サステナビリティは「持続可能性」と訳されています。この概念は、現代の環境運動によって注目を集めました。この運動は、資源の利用、成長、消費のパターンが生態系の健全性と将来世代の幸福を脅かす現代社会の持続不可能な性質を非難したことで注目されます。持続可能性は、短期的で近視眼的で無駄な行動に代わる選択肢として提起されています。さらに既存の制度を評価する基準としても持続可能性が取り上げられます。つまり、社会が目指すべき目標として機能するものだと考えられています。

持続可能性はまた、既存の社会組織の形態を検証し、それらが破壊的な慣行をどの程度促進しているかを判断することにも応用されます。そしてより持続可能な活動の発展を促進するために、どうすれば人間は、現状を意識的に変革する努力することが必要かを問うのです。

持続可能性は、「持続可能な収穫」、「持続可能な社会」、「持続可能な開発」といった概念の中核を成しています。持続可能な収穫とは、木材や魚など、特定の自己再生可能な天然資源の収穫を指します。小魚はリリースする、漁獲量を制限する、無農薬農業を進める、太陽光、風力、水力など再生可能エネルギーを増やす、など多数あります。このような収穫は、基盤となる自然システムの再生能力によって支えられるため、原則として無期限に維持できるのです。

持続可能な社会とは、生態学的限界によって定められた境界内で生きることを目指す社会です。電気自動車の普及とか、公共交通の利用などで環境に過度の負担をかける慣行が改革または廃止されることにより、皆が安心して暮らせる継続的な社会を維持することができます。最後に、持続可能な開発とは、現在および将来の世代のニーズに対応し、経済、社会、環境の考慮事項を意思決定にうまく統合する社会発展のプロセスを指します。17の目標とわれるSDGs(Sustainable Development Goals) は、この持続可能な開発を実現するための具体的な課題リストとなっており貧困や教育、ジェンダー、気候変動を含んだ包括的な目標となっています。

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