アジアの小国の旅 その八十七 シンガポール–「最も住みやすい都市」

シンガポールの特徴といえば、多くの国際順位で格付けされている発展ぶりです。金融・人的資本・イノベーション(innovation)・ロジスティクス(logistics)・製造・技術・観光・貿易・輸送・教育・エンターテインメント・ヘルスケアの充実は目を見張るほどです。世界経済フォーラム(World Economic Forum: WEF)の2019年版の「世界競争力報告」よれば、シンガポールが1位となり、米国は2位、日本は6位となっています。「テクノロジー対応」でもトップを占め、世界で最もスマートな都市といわれます。

2013年以来、イギリスの週刊誌、Economistはシンガポールを「最も住みやすい都市」として格付けしています。世界銀行の『ビジネス環境の現状2020』(Doing Business 2020)」の報告書では、シンガポールは9年連続で世界で最もビジネス展開にふさわしい国として選定されています。

シンガポールの国際空港 (Changi Airport)には驚きました。ニュージーランドへの直行便は値段が高いのでチャンギで乗り継ぎました。とてつもなく大きく24時間営業する空港です。待ち時間の間、プールで泳ぎました。2013年から7年連続で「世界一位のエアポート」となったことも十分頷けます。