心に残る名曲 その百八十三  ビー・ジーズ 「Massachusetts」

Last Updated on 2019年2月5日 by 成田滋

1970年代後半に活躍したビー・ジーズ(The Bee Gees)は、イギリスとオーストラリア出身のポップーロックバンドです。当時最高の売り上げを誇り、その音楽スタイルを変化させながら、高いハーモニー、精錬された旋律、そして華麗な伴奏を従えて音楽界に多くのヒット曲を送りだします。

両親はオーストラリアに移住するのですが、子ども三人、バリ・ーギブ(Barry Gibb)、ロビン・ギブ(Robin Gibb)、そしてモーリス・ギブ(Maurice Gibb)はイングランドに戻ってビー・ジーズを結成します。別名、「Brothers Gibb」と呼ばれました。彼らの歌い方ですが、三声部の微妙なハーモニー、ロビン・ギブのビブラートをきかせたリードボーカル、そしてバリー・ギブのリズム/ブルース調の裏声(falsetto)が特徴です。1967年に大ヒットした「Massachusetts」という曲にそれがよくでています。

ビー・ジーズは映画音楽も作ります。1971年制作の「小さな恋のメロディ」(Melody)というワリス・フセイン(Waris Hussein)監督の映画では「Melogy Fair」というテーマ曲が流れます。11歳のダニエル(Daniel)、同じ学校に通うメロディという少女との恋を瑞々しく描いた作品でした。

ロビン・ギブは2012年5月に亡くなります。その時の葬儀の様子がYoutubeにあります。彼がいかにイギリスの人々から親しまれていたかが描かれています。2012年に「タイタニック・レクイエム」を製作します。生涯、菜食主義(vegan)を通したのですが、、、

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