アメリカ合衆国とニックネームの由来 その54 Wisconsin Sausage
ウィスコンシンのグルメ(Gourmet)の続きです。アメリカの手軽な食事といえば「ハンバーガ(hamburger)」や「ホットドッグ(hot dog)」です。ハンバーガはドイツ第二の都市Hamburgから由来します。こうした食べものは、一般に「ジャンクフーズ(junk food)」(ひどいくらいまずい食べ物)と呼ばれています。でも意外や意外とハンバーガやソーセージ(sausage)は美味しいのです。特に、挽肉だけのハンバーガは涎がでるほどです。ソーセージでは太い「ブラッッ(brats)」が有名です。スパイスのきいたもの、スモークのものなど実に美味しいです。日本で売っているハンバーガは、余計なものが交じっていて肉の感触が伝わりません。
所変われば品が変わるで、あちらこちらを旅するといろいろな料理に出会います。ニューヨークといえはBBQをいただかないといけません。串焼きの別名はシシカバブ(Shish Kebab),中近東地方の肉料理の総称、ケバブ(Kebab)ですが、とても知られています。ギリシャ料理で羊肉を鉄の棒の周りに固め、それを焼きながら肉をそいで食べる「ギロス(Gyros)」も美味いです。ステーキといえばカンザス(Kansas)です。アメリカ各地に1800〜1900年代に各地から移民してきた人々が定着したところがミズリ(Missouri)であり、ネブラスカ(Nebraska)であり、カンザスです。こうした州の大平原に牛が放牧されているさまは壮観です。
アメリカ土着の人は、「ネイティブ・アメリカン(Native american」とか「アメリカン・インディアン」と呼ばれています。彼らも固有の料理を大事にしています。一度、ウィスコンシン大学のアパートで隣同士だったインディアンの方より黒い米を貰ったことがあります。料理の仕方をきくと、3日ほど水でうるかすのだそうです。混ぜご飯を作って美味しくいただきました。その方が退去して、次ぎにやってきたのは韓国人でした。この家族より韓国料理をいただきました。二階に住んでいた方はニュージーランド人。夫人はハープを弾いていました。