ユダヤ人と私 その1 Dr. Robert Jacobs

なぜか、私はユダヤ人の方々やユダヤ教(Judaism)から薫陶を受けてきました。その体験を記すのがこのシリーズです。だた人種や宗教は微妙な話題でもあります。複雑な歴史的背景と人々の異なる信条や思想も織りなっているので細心の注意を払っていくつもりです。

私のかけがえのない恩師、先輩、友人にアメリカ人外科医師がいます。専門は足や足首の診断と治療である足病治療(podiatry)です。足の外科学というのでしょうか。「ミルウォーキー(Milwaukee)の近くでクリニックをひらいています。この方の名前はDr. Robert Jacobs。敬虔なユダヤ教の信徒です。医者としての仕事はもちろん、地域や国際的な医療奉仕活動にもつとに熱心な方です。

国際ロータリインターナショナル(Rotarty International)から奨学資金をいただき、ウィスコンシン大学(University of Wisconsin-Madison) に留学したとき、ロータリが推薦するスポンサーとなってくれたのがJacobs氏です。国際ロータリは、世界各地のロータリクラブを会員とする連合組織です。201カ国と地域に34,558のクラブがあり、会員総数は1,220,000人といわれます。日本国内のロータリクラブ数は2,287、会員数は88,300人とあります。私は那覇で幼児教育に携わっていたとき、那覇東ロータリクラブの推薦を受けてロータリインターナショナルから奨学資金を受けることができました。1977年のことです。

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