アメリカやカナダの多くの子供達もスクールバスを利用します。バスは目立つ黄色で大分古そうなデザインの車体です。これがとても丈夫に作られています。高校の校区は広いのでスクールバスの路線もいろいろあります。始業前、放課後、そしてクラブ活動終了後に生徒を送迎します。
ほとんどのバスのエンジンは前方にあり、車体は高くてどこからみてもすぐわかります。運転手は手動でぐいとレバーを回してドアを開けます。スクールバスでの生徒の乗り降りには、生徒を護るために厳しい規則があります。このバスを見かけたときは、他の自動車は注意しなければなりません。生徒が乗降中は、運転席上部と後部のライトが点滅します。バスの両側には【STOP】と書かれた赤い八角形のサインボードが出ます。この間、後続の車はバスを追い越してはいけません。中央分離帯がない場合は、対向車も停止して生徒の乗り降りを待たなければなりません。バスの後部には「Don’t Pass When Signals Flashing」というサインがついています。
こうしたスクールバスを利用する者の安全を護る規則をがいろいろとあります。1939年にU.S. Federal Motor Vehicle Safety Standardsという規則が定められます。これを少し紹介します。なんといっても車体の頑丈さが要求されます。他のバスは黄色を使ってはならないこと、万一の事故で横転しても車体がクラッシュしないこと、横転したときなど、窓枠から生徒が投げ出されないこと、非常ドアが閉まっていないときはアラームが鳴ること、座席の間隔を狭めること、夜間のために蛍光色のテープを貼ることなどです。
最も歴史が古いバスの製造会社はWayne Corporationという企業です。1837年に最初のスクールバスを製造し、今や北米最大の製造会社となっています。この黄色いバスは、遠足や社会見学などでも生徒を運びます。またスポーツ活動でも選手らを運ぶのに使われます。どの州でも郡でもスクールバスは民間の会社が経営しています。
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