おこんの父、金兵衛は一人娘のおこんに内緒でしばしば見合い話を進めようと気をもんでいます。そしてお見合い話のことを磐音に漏らすのです。磐音は素知らぬ顔をします。金兵衛は磐音の気の乗らない態度が気にくわなくいらいらします。
父親がお見合いの段取りをおこんに披露します。
「犬、猫でもあるまいし、勝手なことをしないで!」
とピシャリと断ります。見合話に見向きもしないのです。金兵衛は大慌てし、そしてしょげてしまいます。
お見合い話の顛末をおこんは磐音に語ります。
おこん 「いいの、私が見合いをしても?」
磐音 「それはちと困る、、」
おこん 「ちと困るだけなの?」
磐音 「大いに困る、、」
磐音の心も穏やかではありません。ですが磐音はだんだんとおこんのに優しさに惹かれていきます。磐音の心も穏やかではありません。ですが磐音はだんだんとおこんのに優しさに惹かれていきます。おこんもまた、磐音と一緒にいると安らげ、時にはキュンとなるのです。ですが二人はお互いに忙しく、まだ将来の契りを交わす機が熟していないのです。
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