「矜恃」とも書きます。読み方は「キンジ」か「キョウジ」。「字源」にある「矜恃」の由来の説明はなかなか手強いです。声符は「今」で、意府は「矛」とする漢字です。「矛」は「おおう」という意味から、矛を覆う柄という意味だそうです。侍や兵士を連想させます。
「矜」の訓はあわれむ、つつしむ、ほこるという意味です。「哀矜」といったように人の性情や態度をいう語として使われます。「矜持」はその代表格といえましょう。自分の能力を優れたものとして誇る気持ち、自負、プライドといった意味です。自分に固く自信をも持つさまです。「政治家としての矜持」、「矜持を傷つける」、「矜持を捨てる」といった按配で使われます。
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