ボースカウトや子供たちの夏のキャンプでは、焚き火を囲んでよく歌われるのが「クンバヤ マイ ロード」です。もともとはBlack Spirituals の一つで、黒人奴隷が主イエスに救いを求める心情を歌っています。
「Kumbaya My Lord」の由来ですが、アフリカ系アメリカ人なまりの英語で「Come by here My Lord」 (主よ、私の側にきてください)ということからきています。
1927年にロバート・ゴードン (Robert Gordon) というカリフォルニア大学バークレ校 ( University of California at Berkeley) の英語学者がアメリカの民謡を編集しアーカイブ (archive) を作成します。それが「Folk-Songs of America: The Robert Winslow Gordon Collection, 1922」です。アーカイブの中に加えられたのが「Kumbaya My Lord」です。「Kumbaya My Lord」の歌詞ですが、奴隷達の絶望や悲嘆さに神の助けや恩寵を願う内容となっています。ゴードンはこの曲がH. Wylieという女性によって歌われていたのを記録します。それ以来、この霊歌は急速に広がっていきます。
時代が変遷して、1962年頃には、ジョーン・バエズ (Joan Baez) がこの歌を歌い、公民権運動やヴェトナム反戦運動に大きな影響を与えていきます。
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