オーストラリア(Australia) で製作された映画は珍しいのですが、その1つがこの【Crocodile Dundee】です。コメディ映画ですが、十分娯楽作品として楽しめます。この映画の後に【Crocodile Dundee II】も製作されます。
スー・チャールトン(Sue Charlton)は、父親が経営するニューズデイ(Newsday)という新聞社の記者です。リチャード・メイスン(Richard Masons) という男性と付き合っています。彼女は、取材でウオークアバウト・クリーク(Walkabout Creek)という北オーストラリアの小さな部落を訪れ、そこでマイケル. J(Michael J)、別名クロコダイル・ダンディ(Crocodile Dundee)という先住民(bushman)に会おうとします。 クロコダイル・ダンディはワニに片足をもぎとられたことがある、という噂の人物です。
ウオークアバウト・クリークに着きますが, ダンディに会うことができません。そこで、彼女はそこのバーでダンディのビジネス共同経営者というウオルター(Walter Reilly)に会います。 その夜、スーはダンディに会います。しかし、ダンティの足は片足ではありませんが、大きな切り傷を持っています。ダンディは自分で「咬まれた愛の印」(love bite)と呼んでいました。スーがダンディと踊っているとき、カンガルー狩をする男達から「クロコダイルハンター」とからかわれます。ダンディは一発のパンチでグループのリーダーを倒すのです。
スーが始めてダンディをみたとき、それまでいわれていた伝説的な人物とは違った印象を受けます。人なつこい性格と立ち振る舞いなのです。水牛をてなずけ、アボリジニー(aboriginal)の踊りに加わり、素手で蛇を殺し、カンガルー狩の人間を酒場で追い出すなどの行為にスーは驚きます。
スーはオーストラリアの奥地に入ったときのことです。スーは一人でライフル銃を持参して沼地にやってきます。大きなワニに襲われます。ダンディはそっと後を付け、そのワニを撃退するのです。スーはやがてダンディに好意を抱くようになります。
やがてスーはオーストラリアでの取材の延長でダンディをニューヨークへ招待します。 ダンディはニューヨークの街でアメリカ人の行動や習慣に困惑します。ポン引きや強盗等に遭遇するのですが撃退します。二人は気心が合いキスをする仲となります。スーの父親の家で、彼女とダンディの訪問を祝うパーティが開かれます。スーの以前の恋人リチャード(Richard)がスーにプロポーズをします。リチャードが以前の自己中心的で酒で酩酊する時期かあったことをスーに打ち明けるのです。スーはいやいやながらポロポーズを受け入れます。
ダンディはスーの婚約にがっかりし、アメリカ国内を旅することにします。やがてスーは自分は結婚しないことに決心し、ダンディを追って地下鉄の駅に向かいます。プラットホームの乗客の混雑でダンディを見つけることがきません。しかし、乗客が彼女のメッセージを次々にリレーしてくれます。ダンディは 梁をつたってスーのところにかけより抱擁を交わします。乗客等は喜びの拍手で二人を祝福するのです。