アメリカの州鳥 その47 メイン州の鳥:アメリカコガラ

Black-capped Chickadee

合衆国本土の最東北部に位置する小さな州がメイン(Maine)です。ニューイングランド(New England)の最東北部に位置する。東と南は大西洋に面し、西はニューハンプシャー州(New Hampshire)、北西はカナダのケベック州(Qubec)、北東は同じくニューブランズウィック州(New Brunswick)に接している。州都はオーガスタ市(Augusta)です。州の内部には森林が広がり、海岸線は観光地として知られています。

メイン州(Maine)の海産物はなんといってもロブスター(lobster)そして貝類(clam)。その他、家禽及び卵、乳製品、牛、ブルーベリー、リンゴ、そしてメイプルシロップです。他にも産業生産で高いのは高は材木及び製紙です。メイン州は、「松の木の州」(Pine Tree State)というニックネームがあり、全土の90%近くが森林となっています。合衆国の海軍基地を控え造船も盛んな地です。

ナーンバープレートには「Vacation Land」とあります。観光の州をうたっています。多くの州立公園があり、キャンピングなどアウトドアでも盛んなところです。豊富な海産物を背景に観光客には、必ず立ち寄るのが海産物を用意しているレストランです。

州鳥はアメリカコガラ(Black-capped Chickadee)です。北米大陸の北部にいる留鳥です。広葉樹林に群れを成して生活します。同じコガラの名を持つカロライナコガラとは南部と北部で棲み分けています。喉元の黒色模様がや一部の羽が白っぽいのが特徴です。名前の通り、頭は黒い帽子を被ったように見えます。寒い季節でも体温を下げ、夏の間貯めておいた種子などの餌場を記憶する習性があります。人の掌に載った餌をついばむ大胆さもあります。