アメリカの州鳥 その45 ネバダ州の鳥: ムジルリツグミ

ネバダ州(Nevada)は、西にカリフォルニア州(California)、北にオレゴン州(Oregon)、東にユタ州(Utah)、南にニューメキシコ(New Mexico)州に囲まれています。州都はカーソンシティ(Carson City)。最大の街はラスベガス(Las Vegas)となっています。今度の大統領選挙では、ジョー・バイデンが勝利した州です。

ネバダという名前は、雪がかぶった山々という意味の「Sierra Nevada」から由来したと言われます。北部は砂漠地帯、南部や渓谷と山となっています。ラスベガスの北104キロのところに核実験場(Nevada Test Site)があります。州内の土地の80%以上が連邦政府の所有となっています。戦後はしばしば新聞紙上で原爆実験の記事がありました。

ネバダの主産業は合法化されたカジノを代表とする娯楽産業と鉱業です。合衆国では唯一、売春が合法となっています。ラスベガスのカジノは多くの観光客を惹きつけています。これが大きな産業ともなっています。他の産業としては金の採掘です。世界でも世界第四位の金の算出を誇っています。車のナンバープレートには「The Silver State」となっています。

州の鳥はムジルリツグミ(Mountain Bluebird)です。その名の通り、オスは全身が青色です。メスは茶褐色で、姿がなんとなくすずめに似ています。ところでカナダのオンタリオ州(Ontario)を代表する鳥はBlue Jayですが、こちらは頭の冠がぴんととがっていて綺麗です。