英語あれこれ その5 do、get、give、have、make、take

中学校や高校で習う単語のほとんどがゲルマン語系(German)の英語だそうだ。ゲルマン語系とは、黒海からヨーロッパ北部で使われた言語集団をゲルマン語派と言うそうである。ゲルマン語系の言語とは、現在の英語、ドイツ語(German)、オランダ語(Dutch)、北欧(Scandinavian)での言語のことである。オランダ語やスエーデン語(Swedish)、ノールウエイ語(Norwegian)は知らないが、単語を目にすると英語になったのが沢山あることに気がつく。発音は違うが、単語の綴りから意味は容易に理解できる。

現在使われる英語は、時代によって古英語ーOld English、中英語ーMiddle English、そして近代語ーModern Englishと呼ばれてきた。基本の動詞であるdo、get、give、have、make、takeなどはOld Englishそのものである。従ってその様々な使い方には伝統があり、それを知って使い分けるとゲルマン語圏内では意思が伝わる。日常会話だけでなくメールを書くときもそうだ。上記のゲルマン語系の動詞使いこなせば英語らしいものとなる。特にgetの使い方は大事だ。

新聞や雑誌などを読みこなし、リスニングをかなり正確に聞き分けるには、ゲルマン語系の動詞の基本構文を意識することを勧める。例のS+V+C+Oなどである。ラテン語系といわれるフランス語・イタリア語・スペイン語などに由来する英語の語彙を構文の中で使うと良い文章となる。ただし、ラテン語系の単語の綴りは結構ややこしい。手書きできればもっと良い。それと修辞法を学ぶことだ。

英文抄録作成法という拙稿を1999年に掲載したことがある。修辞法を解説している。参考になれば幸いである。
http://www.ceser.hyogo-u.ac.jp/naritas/abstract-e/abstract.htm

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