アメリカの州鳥 その29 ニュージャージーの州鳥: オウゴンヒワ

ニュージャージー州(New Jersey)は、ニューヨーク(New York)のハドソン川(Hudson River)の対岸、そしてデラウエア(Delaware)の北東、西はペンシルバニア(Pennsylvania)に接しています。州都はトレントン(Trenton)となっています。ニューヨークの隣なので、多くの人が電車で通勤しています。フィラデルフィア(Philadelphia)へもそうです。最大都市はニューアーク(New Ark)です。

American Godldfinch

イギリスから最初に独立した13州のうちの一つでもあり、その歴史は古いです。ニュージャージーに最初にやってきた人々はオランダ人、そしてスエーデン人です。やがてイギリスからの移民が増加し、1649年に名前がNew Jerseyとなります。そこから長らくイギリスの植民地となります。独立戦争の頃、ニュージャージーは依然としてイギリスの支配下にありました。植民地軍とイギリス軍がこの州をまたいで大きな戦いが繰り広げられます。そのため、州のニックネームはやがて「革命への交差路」(Crossroads of the Revolution)と呼ばれます。

アイオワの州鳥と同じオウゴンヒワ(American Godldfinch)です。黄金ヒワの名前が指すとおり、オスはとても鮮やかなレモンイエローです。オスの頭部に黒いキャップがみられます。他方、メスはやや褐色がかり、頭部の黒いキャップがありません。簡単にオスとメスとを見分けることができます。鳴き声は高くチッチッチッととても心地よいです。オウゴンヒワの若鳥の羽色はグレーで地味です。

17世紀の後半にオランダ(Netherlands)やスエーデン(Sweden)から移民がやってきます。その後イギリスが支配するようになり、当時覇権を握っていたイギリス王が、フランスの沖にあるチャネル島(Channel Islands)の”Jersey”の名をとってNew Jerseyと名付けます。現在、ニュージャージーの住民は、合衆国で最も裕福な暮らしをしているといわれます。子どもの学力も最も高い州ともいわれています。